SpaceXの空売り勢は、Business InsiderとS3が19日の現地時間に公表したデータによると、同社の株価が新規株式公開(IPO)後に急落したことで、およそ50億ドルの含み益を得たという。860億ドルのIPO後に株価が急騰し、短期間でSpaceXの時価総額が世界で5番目になりAmazonを上回ったものの、その後はIPO価格135ドルを下回り、先週は123.99ドルで引けた。この下落は、ピーク時から時価総額が1兆ドル減少したことを意味し、同社株でショート(空売り)ポジションを取った投資家に大きな利益をもたらした。
SpaceXの株価がIPO価格を下回る
SpaceXの株は、IPO後に一時急騰した後、急反転した。株式の時価総額は最高値に達し、同社を時価総額ベースで世界5番目に位置付け、Amazonを上回る結果となった。しかしその後、同社の時価総額はその高値時点から1兆ドル縮小した。先週、株は123.99ドルで終了し、IPOの売り出し価格135ドルを下回った。
空売り残高がフロートの30%に到達
S3のデータによれば、約1億9200万株のSpaceX株が空売りされており、これは全フロート株の約30%に相当する。S3のマネジング・ディレクターであるMatthew Untermanは、「SpaceXのショートポジションを強める投資家が増えている」と述べ、「ショートポジションの名目価値は6月14日の45億ドルから、最近では250億ドルに急増した」と指摘した。
アナリストは今後も変動の継続を見込む
金融分析プラットフォームOrtexの共同創業者であるPeter Hillerbergは、「SpaceXの空売り勢は、IPO以降、かなり厳しい道のりを経験してきた」と分析した。さらに「彼らは、6月上旬の6億7700万ドルのペーパー損失から、6月16日時点では利益87億ドルへ転じたと分析されている」と説明した。Hillerbergは「このボラティリティは今後も続く可能性が高い」と見て、「SpaceXはショート勢にとってジェットコースターのようだったが、確実に彼らにとっては好ましい形で終わった」と述べた。
FAQ
SpaceXの空売り勢はどれくらいの利益を得た?
Business InsiderとS3のデータによると、SpaceXの株価がIPO価格を下回ったことで、空売り勢はおよそ50億ドルの含み益を得た。
現在、SpaceXの株の何%が空売りされている?
S3によれば、約1億9200万株のSpaceX株が空売りされており、これは全フロート株の約30%に相当する。さらに、空売りポジションの名目価値は最近では250億ドルに達している。