ウォルマートは、テクノロジーとAIチームを統合するにあたり、グローバルCTOのスレス・クマール氏およびAI担当エグゼクティブ・バイスプレジデントのダニエル・ダンカー氏からの5月12日付のメモによれば、約1,000の本社職を削減または移転している。 この再編は、報告ラインを単純化し、所有関係を明確にし、今後ウォルマートが必要とするスキルに沿って役割をより適切に一致させることを目的としている。同社は、影響を受けた従業員が可能な範囲で組織内の別の職を見つけられるよう支援すると述べた。
人員削減は、ウォルマートが業務を合理化するためのより広範な取り組みの一部であり、それに伴い、より小規模なオフィス拠点の閉鎖が先行していた。ダニエル・ダンカー氏は、Instacartからの最近の採用で、AIの仕事を率い、CEOのダグ・マクミロン氏に直接報告している。これにより、人工知能を会社の計画の中心に近づける体制を整えている。
ウォルマートは、多くの単一用途のエージェントがユーザーにとって操作しづらくなっていると判断した後、AIの体制を組み直している。同社は、同社のツールの数十を、買い物客、スタッフ、出品者、サプライヤー、ソフトウェア開発者向けの簡素化された入口を備えた4つの「スーパーロボット(super agents)」に統合している。この統合は、AIツールをより利用しやすくし、主要な事業機能に組み込まれるようにするというウォルマートの取り組みを反映している。
ダグ・マクミロンCEOは、企業のテクノロジー職が削減または移転されるとしても、今後3年間でウォルマートの世界の従業員数(2.1 million)がほぼ横ばいのままであると見込んでいる。現在の再編は、同社全体で起きているAI主導の役割変更というより大きな流れに合致している。
最近の人員配置の動きは、この傾向を裏付けている。2025年7月、ウォルマートは、市場マネージャー・アシスタントに関連する職の数百件の削除と、ウォルマート・アカデミーのコーチング関連の一部ロールの廃止を発表した。2025年5月には、同社は、グローバルのテック、米国のECフルフィルメント、そして同社の広告事業であるウォルマート・コネクトにまたがる1,500件の削減を発表した。
大企業全般では、人工知能が、いくつかの業務が消えていく一方で、別の事業分野で新しい役割が生まれることで、安定した人員入れ替えを引き続き生み出す可能性がある。
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