ウォール・ストリート・ジャーナルの7月12日の調査によると、エコノミストはイラン戦争がもたらす経済的影響の推計を、4月の見通しと比べて大幅に下方修正した。同調査では、2026年の米国のGDP成長率は現在2.1%と予想されており、3か月前の2%という見積もりから上方修正されている。一方で、12か月以内に景気後退が起きる確率は33%から25%へと低下した。
ただし、成長見通しが改善したにもかかわらず、インフレへの懸念は強まっている。エコノミストは、12か月間のCPIインフレ率を3.4%と見込んでおり、4月の3.2%から上昇するとしている。また、2026年のコアPCEインフレ率も3.2%と予想されており、従来の見通しである2.9%から上振れし、利下げの余地は限られている。