本土の主要小売チェーンである統一超商は、新台湾ドル 20.54 億元で、台湾 LOPIA の小売スーパーマーケット事業の 51% の株式持分、および台湾 LOPIA の食品加工事業の 49% の株式持分を取得すると発表した。統一は日本の OIC グループと合弁の形で手を携え、台湾の食品小売市場の拡大を共同で進める。先に LOPIA は次の出店先は新北市新店になると明かしており、新店の選地も注目を集めている。
統一超商は新台湾ドル 20 億で台湾 LOPIA の半数株式を取得
統一超商は日本の OIC グループとの戦略的提携に着手すると発表した。約新台湾ドル 20.54 億元で台湾 LOPIA の小売スーパーマーケット事業の 51% の株式持分と、台湾 LOPIA の食品加工事業の 49% の株式持分を取得し、双方は合弁の協力スキームを構築して台湾の食品小売市場を共同で開拓し、生鮮および調理済み食品領域の展開を一層深める。しかし、本取引は依然として公正取引委員会が結合を禁止しないとの決定を得る必要があり、最速でも 2026 年末までに決済を完了する見通しだ。
LOPIA は日本発の連鎖スーパーのブランドで、近年台湾で「日本版 Costco」として知名度を広げているが、実際には会員制の大容量販売店ではなく、高品質で低価格を売りにする日本式食品スーパーだ。
LOPIA の最も代表的な特徴は、精肉、生鮮、調理済み食品、寿司、生刺身、デザート、日本からの輸入商品で集客する点で、特に黒毛和牛、ピザ、うな丼、揚げ物、ティラミスなどの商品が、しばしば SNS での開封投稿や行列の焦点になる。
LOPIA の新店は裕隆城に出店するのか、それとも家楽福にするのか?
今回の LOPIA への出資は、統一が近年、台湾における量販、スーパーマーケット、そして食品小売の事業領域を統合する流れを加速させる動きの延長と見なされている。統一グループは過去、もともと台湾の家楽福の株主だった。2023 年に法商家楽福から台湾家楽福の残り株式を買い戻し、最終的な取引金額はその後の調整で約 301 億元となり、統一が正式に台湾の家楽福を掌握して、国内のコンビニや量販流通の重要なリーダーとなった。
そして今、統一超がさらに LOPIA に出資することで、7-ELEVEN や家楽福に加えて、日本式の生鮮・調理済み食品スーパーの一角を補う形になる。注目すべきなのは、LOPIA が最近、新北市新店に出店する計画を明かしていたことだ。統一が出資した後の選地はより一層注目を集めることになる。市場では当初、新店の裕隆城に落ち着く可能性があると推測されていたが、裕隆城の向かいには新店の家楽福がある。もし LOPIA が最終的に同エリアに進出すれば、統一の体制内における異なる業態同士のプラスの競合(相互刺激)が生まれるのかも、流通・小売業界の観察ポイントとなるだろう。
この記事 統一超商が台湾 LOPIA の半数株式を買収、日本式スーパーの LOPIA 新店の出店先が注目を集める 最初に 鏈新聞 ABMedia に掲載された。