ローソンは日本の主要コンビニ3社の一つで、日経によると8月上旬に東京の港区にある「高輪ゲートウェイシティ」店舗でJPYCステーブルコインの決済を試験導入する。デジタル資産ウォレット提供企業Hashportがこの試験を支えており、顧客は既存のPOS端末で読み取ることで、スマートフォンの電子ウォレットを通じて商品代金を支払えるという。今回のテストは、リテールのPOSシステムにステーブルコイン決済を直接組み込む日本初の取り組みであり、国の金融分野や小売業者がステーブルコインのより広い導入を模索する中で、円ペッグ型のデジタル通貨を日常の商取引に一段と近づける位置づけだ。
HashportがJPYC決済向けのPOS連携を強化
試験での決済プロセスは、既存のモバイル決済の流れに似ている。顧客はスマートフォン上でウォレットのバーコードを表示し、店舗スタッフがPOS端末でそれを読み取る。続いてHashportが、支払い情報に基づいて利用者のステーブルコイン残高を更新する。ローソンは、ステーブルコイン決済をPOSシステムに直接つなぐ日本初の実験だとしている。
POSシステムがステーブルコイン取引を店舗運営と連動
今回の試験の重要性は、ローソンが既に持つ店舗管理のインフラとの接続にある。ステーブルコイン決済をPOSシステムに連携させることで、ローソンは販売数量、支払いのタイミング、取引の詳細といった購入データを、既存の運用の中で管理できる。社は、POS連携の安定性と、決済を完了するまでに要する時間を評価し、サービスをより広く展開するかどうかを判断する方針だ。
JPYCの導入が日本の小売・銀行分野で広がる
JPYCのユースケースは日本で広がっている。お好み焼き店の運営会社Chiboは4月に一部店舗でJPYCの受け付けを開始した。東京の歯科クリニックでは、Hashportとの提携によりJPYC決済の導入を計画している。日本の3大メガバンク――三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行――は、金融庁とともにステーブルコインの試験導入を実施している。シティグループは、世界のステーブルコイン市場が昨年の$2820億から、2030年までに$1.9兆〜$4兆の間に成長し得ると見込んだ。
FAQ
8月上旬にローソンは東京の店舗で何を試験していますか?
ローソンは8月上旬、東京の港区にある「高輪ゲートウェイシティ」店舗でJPYCステーブルコインの決済を試験導入する。試験ではHashportのデジタルウォレット技術を利用し、既存のPOS端末と連携する。
ローソンにおけるJPYCの決済プロセスはどのように機能しますか?
顧客はスマートフォン上でウォレットのバーコードを表示し、店舗スタッフがPOS端末でそれを読み取る。その後Hashportが、支払い情報に基づいて利用者のステーブルコイン残高を更新する。ローソンは、これが日本初の「ステーブルコイン×POS」連携の試験導入だと述べている。