Axiosによると、7月14日、Google DeepMindの共同創業者兼CEOであるデミス・ハサビス氏は、最先端のAIモデルを世界規模で審査できる権限を持ち、リスクが高まった際には業界全体で開発のペースを落とすよう調整できる、米国主導のグローバルなAI規制機関の設立を求めた。同提案の規制当局は、産業界から資金を拠出し、世界トップクラスの技術専門家を配置し、かつ米国政府に対して説明責任を負うべきだという。
ハサビス氏は、AIによる現在のサイバーセキュリティ上のリスクは単なる「早期警戒のシグナル」にすぎないと警告し、18か月以内に、生物・核の安全保障上の脅威を引き起こし得る能力が、政府の管理を超えて公開(オープンソース)モデルの中で出現する可能性を予測した。リスクは、オープンソースモデルだけでなく、将来のAIラボが導入するより強力なプロプライエタリ(独自)モデルからも生じると強調した。報道によれば、ハサビス氏は数か月間にわたりこの計画を着々と進めており、トランプ政権や他のAIラボのリーダー、欧州の当局者らと協議してきたとのことで、彼らは「非常に前向き」な反応を示したという。