連邦準備制度(FRB)は水曜夜、決済インフラへの限られたアクセスを、フィンテックやその他の非銀行企業にも拡大する提案について、パブリックコメント(一般からの意見)を求める方針だと発表した。この提案は今週、トランプ大統領が署名した大統領令に続くもので、連邦の金融規制当局に対し、フィンテック企業が金融システムに参入するのを妨げる障壁を取り除くよう指示し、特にFRBが自らの決済口座へのアクセスを評価し、拡大するよう求めている。FRBの決済システムは米国の金融システムの中でお金がどのように動くかを支える中核であり、誰がアクセスを得るかに関する判断は、伝統的な銀行とフィンテック企業の競争の形を左右する。
FRBはこのプロセスを昨年末に、決済システムへのアクセスに関する情報の募集として開始していた。
提案されるアクセス制限
FRBが提案する決済口座は、従来の銀行が利用可能な口座よりも限定的なアクセスを提供するものとなる。非銀行の主体は、ディスカウント・ウィンドウ(割引窓口)にアクセスできず、日中信用(イントラデイ・クレジット)にもアクセスできない。
規制上の懸念
FRBのマイケル・バー総裁は、この提案に反対し、マネーロンダリング防止コンプライアンスについての審査権限を持たない「私たちが監督していない」機関にアクセスを拡大することは、金融システムをリスクにさらすと警告した。
FRBのリサ・クック総裁は、提案をパブリックコメントに付すことを支持すると述べた一方で、包括的な連邦の監督の枠外にある企業に対して清算(クレアリング)の能力を付与することに伴うリスクについて、一般からの意見を募ることの重要性を指摘した。