Jin10によると、6月10日、銅価格はマクロ経済の圧力と供給の混乱が相殺し合い、狭いレンジでのもみ合い(レンジ相場)を維持した。強い米国の雇用データと高止まりするインフレ期待が国債利回りとドル指数を下支えし、2026年内のFRB利下げに対する市場の見方は薄れ、一部のトレーダーは9月にも利上げが起こり得ると見込む動きもあった。こうした高金利環境が銅価格に下押し圧力をかけた。
供給面では、チリの国営Codelcoがアントファガスタ鉱山での地震活動による操業の混乱に直面し、またペルーとコンゴも供給面での課題が継続した。コンゴはリチウムを含む戦略鉱物の税率を10%に引き上げた。スポットの銅取引は比較的安定しており、下流の買い手は弱含みの局面で購入した。納期が近づき、輸入の窓が狭まる中、在庫が締まるにつれてスポット・プレミアムは引き続き圧縮された。