金先物は月曜に4,354.00ドルで始まった後、ほぼ変わらずで取引を終えた。先週の雇用統計の大幅な好結果を消化するのを待つトレーダーと、今後の市場を動かしうるイベントを見極める動きが重なり、商いは小動きとなった。この横ばいの展開は、金が3月以来の最悪日だったことを示す、金曜の148ドルの単一セッション急落に続くものだった。方向感の欠如は、「底を打った」と呼びたい熱心な買い手も、崩れを押し広げる新たな売り手もいないことを映していた。5月の消費者物価指数(CPI)である水曜の発表と、木曜の生産者物価指数(PPI)の結果は、FRB(Federal Reserve)が6月16-17日の連邦公開市場委員会(Federal Open Market Committee:FOMC)会合を開く前の最後の主要なインフレ指標となった。
金先物は金曜の148ドル売りが入った後、値動きは横ばい
先物は4,354.00ドルで始まり、その後2か月ぶりの新安値まで下落してから、終日フラットで取引を終えた。市場は、底を打つと呼べるほどの熱心な買い手も、金曜の148ドルの単一セッション急落後に崩れを押し進める新たな売り手も見いだせなかった。
5月CPIとPPIの発表が6月16-17日のFOMC会合に先行
水曜の5月の消費者物価指数(May Consumer Price Index:May CPI)と、木曜の生産者物価指数(Producer Price Index:PPI)の結果は、Federal Reserveが6月16-17日の連邦公開市場委員会(Federal Open Market Committee:FOMC)会合を開く前の最後の主要なインフレ指標となる。Federal Reserve当局者は会合前の通常のブラックアウト期間に入っており、市場が金利見通しの最終化に用いる主要な入力データは、インフレ指標の数値が担うことになる。
CME FedWatchは据え置き金利の確率が96%を示す
CMEグループのCME FedWatchツールによれば、次回会合で金利が据え置かれる確率は約96%だ。年後半の利上げ確率は急上昇しており、一部のデスクでは2026年第4四半期の利上げに対して高い確率が示唆されているとしている。
ヘzbollahがイスラエル・レバノン停戦合意(Israel-Lebanon Ceasefire Agreement)を退ける
中東の紛争終結を目指す外交的な取り組みは、ヘzbollahがイスラエルとレバノン間の停戦合意(Israel-Lebanon Ceasefire Agreement)を退けたことで、新たな障害に直面した。安全資産の買いは、金の長期的な上昇局面において重要な貢献となってきた。
金が200日移動平均線(200-Day SMA)を2023年11月以来初めて下回って終える
月曜の取引は、金が金曜の決定的なブレイクの後、2023年11月以来となる200日単純移動平均線(200-Day SMA)を下回って引けた初めてのケースとなった。月曜の横ばいの展開は、そのダメージを修復することはできず、移動平均線は今後、回復を試みる局面では支持ではなくレジスタンスとして機能する可能性が高い。
よくある質問
月曜に金先物には何が起きた?
金先物は4,354.00ドルで始まり、その後2か月ぶりの新安値まで取引されたものの、ほぼ変わらずで引けた。3月以来の最悪日だった金曜の148ドルの単一セッション急落を受けた展開だ。
次のFRBのFOMC会合はいつ?
Federal Reserveは6月16-17日に連邦公開市場委員会(Federal Open Market Committee:FOMC)会合を開く。水曜の5月CPI(May Consumer Price Index:May CPI)の発表と木曜のPPI(Producer Price Index:PPI)の結果が、会合前の最後の主要なインフレ指標を示す。
現時点でFRBが金利を据え置く確率はどれくらい?
CMEグループのCME FedWatchツールによれば、次回会合で金利が据え置かれる確率は約96%だ。年後半の利上げ確率は急上昇しており、さらに一部のデスクでは2026年第4四半期の利上げに対して高い確率が示唆されているという。