CITIC証券によると、米国とイランの交渉は合意に近づいており、市場はすでにこの基本シナリオを織り込んでいるという。合意の成立とホルムズ海峡の再開がなされれば、供給と需要はいずれも同時に正常化すると見込まれる。現在の弱い経済指標は、合意と海峡再開に先行した需要の先送りを反映している。つまり、経済主体は補充や操業の再開を急ぐのではなく、様子見をしているのだ。6月以降は、供給と需要が均衡に戻ることで景況感がはっきりと改善し、これにより市場の戦略に関する前提が変化し、段階的なスタイルのリバランスが進む。
マクロ環境が安定すれば、大型株のポートフォリオ組み替え(アロケーション)も再開すると予想され、割安と見られる分野での回復を後押しする。