ビットコインの採掘企業IRENが、30億ドルの転換社債を完了し、AI計算能力の増強にも追加投資

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ナスダック上場のビットコインマイニング企業 IREN は、5月14日に30億ドルの転換社債型優先債券(可変換優先債)を発行し終えた。同社のニュースリリースによると、今回の発行は当初の26億ドルの主券に加え、4億ドルの増額オプションをすべて行使した後の合計規模で、クーポンは1.00%、2033年満期、純調達資金は約29.6億ドル。引受主幹事は、モルガン・J.P.、ゴールドマン・サックス、シティ、Jefferies、MUFG、ウェルズ・ファーゴ、Cantor Fitzgerald など7社。

32.5% の転換プレミアム、上限コールの上限価格 110.30ドル

今回の転換社債は、私募で144A規則に基づき適格機関投資家に発行され、転換プレミアムは32.5%。IREN は同時に上限コール(capped call)でヘッジを実施し、初期のコール上限価格は110.30ドルで、5月11日の終値55.15ドルに対して100%のプレミアムに相当する。将来の転換時に生じる希薄化リスクへのバッファとしている。上限コールの総コストは2.013億ドルで、今回の資金調達から支出し、残額は一般企業用途および運転資金に充当する。

NVIDIA 34億ドルのAIクラウド契約、Dell 35億ドルのGPU調達につなぐ

IREN は最近、AIインフラを集中的に拡張している。同社は5月初旬、NVIDIA と5年間・総額34億ドルのAIクラウドサービス契約を締結したことを発表し、さらに Dell から約35億ドル相当の GPU と関連機器を調達する計画だ。本メディアは先に、NVIDIA と IREN の長期的な戦略的提携について報じており、両社で5ギガワット規模のAIデータセンターの容量を共同で構築していく方針だ。

IREN は会社概要で、自社を「垂直統合型のAIクラウド・プロバイダー」と位置づけており、大規模データセンターとGPUクラスターを提供してAIの学習・推論に活用する。運営拠点は北米、欧州、アジア太平洋の再生可能エネルギーが潤沢な地域にまたがる。NVIDIAの契約に加え、2025年11月にはマイクロソフトとも97億ドルのAIクラウド発注契約を結んだ。

マイニング企業の資金調達の構造:1%クーポン、上限コールでヘッジ、AI計算力へ転じるのが主軸

今回の30億ドル転換社債は、今年のビットコインマイニング企業カテゴリーで最大規模の単発資金調達だ。1.00% のクーポンは、現在もAI計算力というテーマが強い機関投資家需要を得ていることを映している。32.5% の転換プレミアムと 110.30ドルの上限コール設計により、将来の株式希薄化の影響も同時に抑える。IREN は複数のマイニング企業と同様に、運営の重点がビットコインのマイニングから明確に、AIクラウドおよびHPC(高性能計算)データセンターのサービスへと移っている。

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