本当かどうかはさておき、1年で704冊読むことは何を意味するのか?
計算してみれば、真実が見えてくる。
不可能ではない、「読む」の定義がすり替えられているだけだ。
第一、時間勘定。
1年365日、704冊の本。
1日平均1.93冊、約2冊に相当する。
休まず、病気にならず、社交もなく、年間無休。
第二、ページ数勘定。
1冊平均200ページと仮定しよう(これでもかなり保守的だ)。
704冊 × 200ページ = 140,800ページ。
毎日386ページ読む必要がある。
1日4時間読むとすれば、1時間に97ページを読まなければならない。
これはすでに速読のレベルだ。
第三、理解勘定。
読書は3種類に分かれる:
- 精読:1時間30~50ページ(理解+思考+メモ取り)
- 流し読み:1時間100~200ページ(ざっと見る+要点を把握)
- スキャン読み:1時間300ページ以上(パラパラめくる+目次を見る+金言を読む)
1年704冊なら、スキャン読みしかできない。精読は不可能だ。
第四、内容勘定。
読んでいるのが:
- ネット小説、通俗小説、絵本、漫画:可能性あり。
- 心理療法本、成功学、薄い伝記:可能性あり。
- 専門書、学術著作、古典名著:不可能だ。
つまり重要なのは「何冊読んだか」ではなく、「何を読んだか」
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