この空売りは最初から気楽なものではありませんでした。価格は29885.23付近で何度も押し引きを繰り返し、何度か下探しても引き戻されていました。相場の見え方は、誰かが必死に耐えているようでした。当時は祝う気持ちよりも、突然の買い上げ(ライズ)が来ることをずっと心配していました。なぜなら、このような高値圏で横にすりつぶす相場は、最も人のメンタルを乱しやすいからです。



本当にこのまま持ち続けようと思わせたのは、反発がだんだん力を失っていったことです。高値をつけてもすぐに下落し、買い支えは波ごとに弱まっていきました。売り圧が完全に押し下げる形になって、価格が29885.23から28065.57まで動いたところで、最初の“見せかけ”がようやく暴かれました。途中には刺し(ヒゲ)もあり、途中で降りたくなる瞬間もありましたが、空方のロジックは崩れませんでした。

最後にこの取引は+566.31%のフィードバックを得ました。私はこの方向性にさらに納得しました。下がったから空売りしたのではなく、高値圏の問題がずっと存在していたのに、当時は一時的な上げがそれを隠していただけでした。取引で一番怖いのは感情が先に方向を決めてしまうことです。相場が自分で綻びを見せてからのほうが、かえってリズムに合ったタイミングを踏みやすいのです。

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