英国の国家統計局(ONS)は、5月の実質国内総生産(GDP)が前月比0.1%増となり、市場予想と一致したと報告した。成長はサービス部門の0.3%拡大によってもたらされたが、生産は0.5%減、建設は0.8%減となり、相殺された。3か月移動平均の実質GDPは、直前の3か月期間と比べて0.7%上昇し、4月までの0.8%増よりは伸びが鈍い一方、3月までの0.6%増よりは速いことが示された。
サービス部門が5月のGDP成長を押し上げ
ONSは「5月のGDP増加は、サービス部門が0.3%上昇したことによるもので、これが生産部門の0.5%減および建設部門の0.8%減によって一部相殺された」と述べた。5月までの3か月間では、サービス部門は前の3か月期間と比べて0.7%増加した一方、生産部門と建設部門はそれぞれ0.1%増および1.6%増となった。
製造業は予想を下回る
5月の鉱工業生産は前月比0.5%減少し、市場予想の0.1%減を下回った。製造業の活動における想定より深い縮小が、当該月に報告された生産部門全体の弱さにつながった。
貿易赤字は10.44億ポンドに縮小
5月の貿易収支は10.44億ポンドの赤字を記録し、前回の赤字である84.35億ポンドから縮小した。5月までの3か月の貿易赤字は合計91億ポンドであり、直前の3か月期間と比べて赤字が44億ポンド増加したことを意味する。
データ公表後にポンドはドルに対して下落
英国ポンドは、データ公表後も対米ドルで下落を続けた。午後3時30分時点でGBP/USDの為替レートは1.35350ドルで、前の取引開始から0.05%下落した。
FAQ
英国のONSは5月のGDP成長について何を報告しましたか?
英国の国家統計局は、5月の実質GDPが前月比0.1%増となり市場予想と一致し、サービス部門の0.3%拡大によって押し上げられたと報告した。
英国の鉱工業生産は5月にどのような結果でしたか?
5月の鉱工業生産は前月比0.5%減少し、市場予想の0.1%減を下回った。また、当該月の生産部門全体で0.5%縮小したことに寄与した。