Morningstarによると、日曜の深夜から月曜の朝にかけてSpaceXの株(SPCX)は2%下落した。注目が、公開予定のロックアップ(売却制限)期限の到来に移ったためだ。同社の公開後初の決算発表は8月4日に予定されており、さらにそのちょうど2日後に、10億株近い非公開(IPO前)株が売却可能になる。これは、SpaceXの6月のIPOで売り出された6億64億株を上回る。
当初のフロート(市場に出回る株式)が異例に小さく約5%にとどまっているため、Morningstarの推計では、ロックアップが期限切れとなることで、SpaceXのパブリック・フロートは9月末までに3倍になり得る。株価が変わらない場合、フロート調整後の時価総額はおよそ6,750億ドルまで増加し、NasdaqのランキングではWalmartとIntelの間に位置することになる。SpaceXは現在、7月22日時点でInvesco QQQ Trust Series 1のETFポートフォリオの0.98%を占めている。もっともMorningstarは、6.4十億株超の潜在的に売却可能となり得る株によるロックアップ起因の売り圧力が、インデックスファンドの需要を上回り、「大きな需給上の重し(テクニカルなオーバーハング)」を生みかねないと警告している。