LedgerのCTOであるシャルル・ギュイエメ(Charles Guillemet)は6月8日にCoinDeskに対して述べたところによると、EUのMiCA規制では、トークンのホワイトペーパー1件あたり資本要件が€50,000~€150,000、コンプライアンス費用が$4,500~$87,000とされており、小規模な暗号資産(クリプト)スタートアップにとっては過度に高額で手が出せないものになっている。ギュイエメは、こうした財務上の障壁は、イノベーションを促すのではなく、十分な資本を持つ従来型の金融機関に競争上の優位性を与えているのだと指摘した。
その結果、小規模なWeb3スタートアップは欧州市場から締め出されつつあり、銀行はますますLedgerのようなネイティブの暗号資産セキュリティ提供企業に依存して、カストディ(保管)とアセットのトークン化サービス向けのエンタープライズ水準のインフラを提供してもらうようになっている。