2026年7月28日15:15から15:30(UTC)にかけて、ETHは15分以内に急速に1.09%上昇し、価格は1887.62 USDTから1924.16 USDTへと上昇、振幅は1.93%に達しました。 しかし24時間の視点で見ると、ETHは1966ドルの高値から下落して1876ドル付近まで戻り、下落幅は約4.41%で、典型的な「高値を付けた後の押し戻し」の値動きとなっています。市場の全体的なムードは慎重寄りで、ボラティリティ(変動)が加速しています。
今回の急変の主なドライバーは、ドル高の進行に加えて、FRB(米連邦準備制度)の利上げ観測が強まったことです。ドル指数は1カ月ぶりの高値を更新し、利上げ観測が資金を伝統的な安定資産へ押し流したことで、暗号資産市場全体が圧迫されて調整に入っています。ETHはリスク資産として、大型株(マーケット全体)とともに下落しました。同時に、ETHはBTC(-2.62%)、SOL(-4.07%)などの主要銘柄と足並みを揃えて下落しており、今回がETH固有の出来事というより、システム全体のリスク志向が縮小したことを裏付けています。
また、Bitmine Immersionが約10,000枚のETHを増持(目標として総供給量の5%をコントロール)したことが、価格に一定の下値サポートを提供しています。$1890付近では大口の買い注文の「壁」が見られましたが、全体の下落トレンドを止めるには至りませんでした。現在の板情報では売り優勢です(買い/売りの板の厚み比0.46)。買いと売りの注文総量は3.84単位対8.30単位で、短期的な売り圧は依然として残っています。CLARITY法案はまもなく参議院で審議され、政策不確実性が増して様子見のムードを強めています。
現在は、ETHが$1866付近で下げ止まれるかを注視する必要があります。これを割り込む場合、下落が加速して$1856(24hの安値)まで下値テストが進む可能性があります。重要なレジスタンス(抵抗)ラインは$1890-$1905の範囲です。マクロ面では、FRBの金融政策会合、ドル指数の動き、CLARITY法案の進展に注意しつつ、Bitmineの今後の増持ペースやBTCとの連動効果も追跡してください。板の流動性は現状極めて薄く(1段のみ)、流動性が低い環境では価格変動が増幅されやすいため、重要なサポートが定着する兆候に注目することをおすすめします。