日本ソフトバンク(SoftBank)傘下のモバイル決済大手PayPayは、当初今週米国での新規株式公開(IPO)を予定しており、百億ドル規模の評価額を目指していた。しかし、最近の中東情勢の緊迫により、この注目の上場計画は一時見合わせられることが伝えられている。
(ソフトバンク傘下の決済大手PayPay、米国IPO申請、評価額は200億ドル超も)
PayPay、米国IPOを見合わせ
報道によると、日本のソフトバンク支援の日本のモバイル決済大手PayPayは、今週月曜日(3月2日)に米国でのIPOの価格レンジを発表する予定だったが、最近の市場の変動と中東の紛争の影響を受け、計画を延期することを決定した。
ソフトバンクとヤフージャパンが共同で設立した決済大手
PayPayは2018年に設立され、ソフトバンクとヤフージャパンの共同出資による合弁企業である。設立当初はインドの決済プラットフォームPaytmの技術支援を受けていた。2024年末までに、Paytmは保有するPayPayの株式を約2.79億ドルで全てソフトバンクに売却する予定である。
中東情勢の緊迫とAIの影響による市場の動揺
週末、米国とイスラエルはイランに空爆を行い、その後イランはアラブ首長国連邦(UAE)やカタールなどに報復行動を展開し、市場のリスク回避ムードが高まった。また、投資家は最近、人工知能(AI)の急速な発展が従来のソフトウェアを置き換える可能性を懸念し、ソフトウェア株の売りが加速。これにより、市場全体の雰囲気にも影響を与えている。
市場は三大IPO動向に注目
2026年初頭にはテクノロジー業界のIPOに対して高い期待があったものの、市況の悪化により、最近では複数の企業が上場を断念している。テクノロジー仲介業者のClear Streetも先月、IPO計画を撤回した。中小規模の企業の上場は一時停滞しているが、市場は引き続き2026年に予定されると見込まれる三大IPO、SpaceX、OpenAI、Anthropicに関心を寄せている。
この記事 中東情勢とAIの衝撃により、日本の決済大手PayPayの米国IPO見合わせが最も早く報じられたのは、Chain News ABMediaによる。