暗号市場は依然としてパニック状態にある。Crypto Fear and Greed Indexは8ポイントで、「極度の恐怖」領域にあり、2月6日に記録した過去最低の5をわずかに上回るに過ぎない。 しかし、赤一色の中にも、ディーガン(デジタル資産の投資家)たちが息をつける希望の光もある。グローバル暗号資産市場の時価総額は本日4.3%増の2.36兆ドルとなったが、これは最近数週間で約2兆ドルが消失したことを考えると控えめな反発だ。 Myriadは、_Decrypt_の親会社Dastanが開発した予測市場で、トレーダーはビットコインが$55,000に到達する確率を55%と見積もり、その後$84,000に回復することを織り込んでいる。これはあまり自信の表明ではない。一方、英国の多国籍銀行スタンダードチャータードは、ビットコインの目標価格を$300,000から$100,000ゾーンに引き下げ、最初に$50,000に暴落する可能性を警告している。昨日のビットコインETFの資金流出も4億1000万ドルに達し、トレーダーは最も強気な見方をしていても、赤いローソク足がチャートに並ぶとパニックに陥ることがある。
今日のCPI(消費者物価指数)発表は、この反発が継続するか崩れるかを決定づける可能性がある。アナリストは前年比2.5%のインフレを予測している。高い数字はビットコインを$60,000に押し上げる。一方、低い数字はブル(買い手)に余裕をもたらすかもしれない。
ビットコイン(BTC)価格:反発は弱い
ビットコインは$68,248から$69,450のインタラクティブ高値まで上昇し、その後$69,321付近で落ち着いた—24時間で3.69%上昇。表面上は悪くないが、全体の状況を見ると、もう少しシャンパンは冷やしておいた方が良さそうだ。
ビットコイン(BTC)価格データ。画像:Tradingview
平均方向性指数(ADX)は51.3で、強い弱気トレンドを示している。ADXは方向性に関係なくトレンドの強さを測る指標で、25以上はトレンド市場を確認し、50以上は確信的なトレンドを示す。
最近の反発によりADXはやや低下する可能性があるが、ビットコインが魔法のように強気に変わったわけではない。単に、常に弱気でいることはできず、堅実なトレンド内で「FUD(不安・疑念・疑惑)」や「FOMO(取り残される恐怖)」のエピソードが起こるのは合理的だ。
相対力指数(RSI)は35.0で、明確に弱気圏にある。RSIは0から100までの勢いを測る指標で、30以下は売られ過ぎ、70以上は買われ過ぎを示す。35の時点でビットコインは$60,000の安値から反発しているが、中立(50)からは遠い。トレーダーは通常、RSIが50を超えるのを待ってから勢いの変化を判断する。まだその段階にはない。
50日指数平滑移動平均(EMA)は200日EMAを大きく下回っており、典型的な弱気の設定だ。EMAは加重平均価格を用いてトレンドの方向性を識別する。短期EMAが長期EMAの下にあるときは、最近の価格動向が全体のトレンドよりも弱いことを示し、弱気の構造を作る。
全体として、ビットコインの強気派はもう一度2月6日のローソク足のような大きな陽線を必要としているが、それよりも大きい必要がある。もう一つの良いシナリオは、$80,000を超える緑の連続日足クローズをいくつか作り、強気派が復活したことを示すことだ。それまでは、ダウントレンド内のノイズと考えるのが妥当だ。
4時間足チャートは、デイトレーダーや短期レバレッジ取引にはやや良い条件を提供している。
ビットコイン(BTC)価格データ。画像:Tradingview
4時間ADXは20.6(弱く、明確なトレンドなし)で、ビットコインがサポートとレジスタンスの間を行き来している間にポジションを取るトレーダーには良い状態だ。RSIは53.6で中立的で、Squeeze Momentum Indicatorも「オン」になっており、動きの前の圧縮を示唆している。ただし、日足のトレンドが弱気のため、4時間足の反発は抵抗にぶつかる可能性が高い。スイングトレードやホールドしている場合は、日足のトレンドを重視すべきだ。 この反発だけではトレンドの反転を示すには不十分だ。日足チャートは強い弱気の勢い(ADX 51.3)、低いRSI(35.0)、弱気のEMAを示している。4時間足は、日中のトレーダーが$70,000-$72,000までの動きを狙うことはできるが、スイングトレーダーやホルダーは慎重さを保つのが賢明だ。
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