FBIは全カリフォルニア州の警察に緊急警報を発し、2026年2月初めに入手した情報によると、イランがアメリカ沿岸外海の未確認の船舶からドローンを発射し、カリフォルニア州内の目標に突発攻撃を仕掛ける可能性があると警告した。
しかし、FBIは同時に、攻撃の時間、方法、具体的なターゲットや実行者に関する詳細な情報は現時点で持っていないと述べている。
経験豊富な安全保障当局者は、この情報を「未検証の意図的な情報」と分類し、敵対勢力が関連の考えを示した可能性はあるが、実行能力があるとは限らないと指摘している。ある法執行官は次のように語った。
情報共有機関は日々さまざまな脅威の兆候を収集しているが、その多くは敵対勢力がアメリカに害を及ぼしたいと思っているだけで、実際の行動計画を持っているわけではない。
また、経験豊富な法執行官は、アメリカとイスラエルが12日間にわたる連携爆撃作戦を継続し、イランの軍事能力を著しく弱体化させたと明らかにした。これに基づき、情報機関はイランがこうした遠距離攻撃を実行する能力は「かなり制限されている可能性がある」と見ている。
カリフォルニア州は全米でイラン系住民が最も多い州で、約50万人が居住していると推定されているが、これが州が潜在的な標的に挙げられる理由の一つかどうかは不明だ。州知事のニューサム(Gavin Newsom)は、関連情報に気付いているものの、トランプ大統領と直接話し合ったことはないと述べた。
彼は、国民に戦争の最終目標を説明すべきだと呼びかけ、「現時点では差し迫った脅威は見られないが、あらゆる緊急事態に備えている」と強調した。
ロサンゼルス郡警察は、宗教施設や文化施設など重要地点の巡回を強化している。
また、トランプ氏は11日に、米国内への攻撃を心配しているかと問われ、「いいえ、心配していない」と簡潔に答えた。
米国国土安全保障省の評価によると、イランとその代理勢力は米国に対して標的攻撃を仕掛ける可能性はあるものの、大規模な攻撃の可能性は低いとされている。ドローンの脅威に加え、メキシコの麻薬カルテルによるドローン技術の利用や、イランによるサイバー攻撃の可能性も注視されている。